行政書士開業の流れ

行政書士開業までの流れと手順

 

@行政書士登録申請書や入会届等を入手し、必要書類を集める
A事務所の場所を決める
B事務所の名前を決める
C電話等の通信設備を整える
Dパソコンやデスクなど必要な備品を揃える
E職印を作る
Fホームページを用意する
G行政書士会登録申請書類等に記入し、必要書類と共に提出する
H名刺を作る
I事務所調査
J登録通知
K新入会員登録証交付式
L表札を作る
M開業届を税務署に提出する
N事業用口座を銀行に開設する

 

上記がおおまかな開業までの流れです。

 

意外と時間がかかりますので、希望する開業日があれば早めに動き出したほうが良いです。
特に平日仕事がある人は時間がかかります。
余裕をもったスケジュールで進めていきましょう。

 

 

開業の手順

 

開業の手順は上記の流れの通りに準備して頂いて問題ないと思います。

 

前半の@〜Gまでは登録申請までの手順
後半のH〜Nまでは申請後の手順となっています。

 

 

@行政書士登録申請書や入会届等を入手し、必要書類を集める
まずは所属を希望する単位会(都道府県の行政書士会)の登録申請書や入会届を入手しましょう。
そして申請書や手引きを見て、具体的な要件や必要書類などを確認します。

 

 

A事務所の場所を決める
事務所の場所を決めます。
自宅で開業するのか、賃貸オフィスで開業するのかといったことです。
この時も単位会の申請書や手引きを見て、希望する場所が要件として認められるか確認してください。
登録申請書に事務所の所在地などを記入する必要がありますし、事務所が決まらないと進まない作業もあるので早めに決めるべき事項です。

 

 

B事務所の名前を決める
事務所の名前を決めます。
○○行政書士事務所
行政書士○○事務所
といった事務所名です。
事務所名も登録申請書の記入事項です。
開業において一番大事な事柄だと思いますので、じっくりと考えてください。

 

 

C電話等の通信設備を整える
電話やFAX、インターネットなどの通信設備を整えます。
行政書士業務に必須の環境ですね。
これらも登録申請書の記入事項です。
メールアドレスの記入欄もあるのでアドレスも入手しておきましょう。

 

 

Dパソコンやデスクなど必要な備品を揃える
パソコンやデスクなども開業に必要です。
その他にもプリンター、書庫、応接セットなどなど。

 

 

E職印を作る
職印とは行政書士の印鑑のことです。
これも必ず作らなければなりません。
職印の大きさや作成する時期は各単位会によって違いますので必ず確認してください。

 

 

Fホームページを用意する
ホームページは必ず用意しなければならないものではありません。
しかし、入会届にURLの記入欄がある単位会もあります。
ホームページを用意しようと考えている人で、所属する単位会の入会届にURLの記入欄がある場合は早めに作成した方がいいです。

 

 

G行政書士会登録申請書類等に記入し必要書類と共に提出する
@〜Fまでの準備が出来たら登録申請書などに記入します。
事務所の案内図や平面図などが必要な場合もあります。
登録申請書に記入したら必要書類と一緒に単位会へ提出します。
登録は申請書を提出してから1〜3ヶ月ほどで完了します。

 

 

H名刺を作る
登録申請書を提出したら次は名刺を作ります。
登録申請してから登録までは時間があるので、その間に作成してしまいましょう。

 

 

I事務所調査
登録申請をしてから、しばらくすると所属する単位会の支部から事務所調査を受けます。
登録申請書の記入事項と一致しているか
行政書士事務所として適しているか
といったことが調査されます。

 

 

J登録通知
登録申請書を提出してから1〜3ヶ月ほどで登録通知がきます。
通知書と一緒に新入会員登録証交付式と研修会の案内が届きます。

 

 

K新入会員登録証交付式
新入会員登録証交付式では登録証や徽章(バッジ)などが交付されます。
これで晴れて行政書士となります。

 

 

L表札を作る
事務所に設置する表札を作ります。
表札を掲示することは「行政書士法施行規則」にも記載されています。

 

 

M開業届を税務署に提出する
事務所の地域を所轄する税務署に開業届を提出します。
同時に青色申告の承認申請もしましょう。

 

 

N事業用口座を銀行に開設する
プライベート用の銀行口座とは別に事務所用の口座を作りましょう。
開業すると顧客との金銭のやりとりが多くなりますので分けておいた方が良いです。

 

 

 

準備と並行して実務の勉強をする

上記の開業準備と並行して、行政書士業務の実務についても勉強を始めましょう。

 

行政書士試験は実務とはかけ離れた試験内容となっているので、試験に合格したからといってすぐに実務をこなせるわけではありません。
司法試験のように研修時期があるわけでもないです。

 

実務については自分で学んでいかなければなりません。

 

どうやって学んでいくかというと、本や専門書を読んだりセミナーに参加したり色々ありますが、1番効率よくレベルアップできるのは予備校が実施している実務講座です。
体系的に一般的な行政書士業務が一気に学べます。

 

開業してから実務の勉強を始めるのではなく、開業後すぐに実務がこなせるように今から準備していきましょう。

 

 

 

 

収集した情報をもとに戦略を立てる

開業・登録手続きの準備、実務の勉強とともに、開業の戦略を立てます。
収集してきた情報をもとに、どうやって事務所運営していくか、戦略を練りましょう。

 

最初は大雑把な戦略でも構いません。
何度も見直して実践的な戦略へと落とし込んでいきます。

 

具体的には営業や宣伝方法、事務所の名称や場所、ブランディング、ライバルとの差別化、報酬額、専門分野についてなどです。
その戦略をもとに、開業への準備を進めていきましょう。

 

 



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